お互いの仕事内容を理解していない

デザイナーも営業もシステム側も誰もがお互いの仕事内容を理解していないから色々と誤解が発生するのだと思う。

デザイナーとしても後出しジャンケンのようにクライアントからの要望やら修正が出来たら大変だし。デザイン屋としては、自分が一度出したデザインは、ひとまずはこれで90%は上がりだなと思っているはず。だって、もともと何もないところから生み出した創作物だから、もういちど生み出すというのは、けっこう大変なこと。

でも、なかなか営業さんはわかってくれなくて、クライアントの言われるがまま要望、修正を聞いてきてしまって、やることばっかりが増えてしまうような気持ちになってしまうこともある。

クライアントに言われたときに、その場で突き返せよとか思うかもしれない。でも、そんなことを営業さんに言ってはいけない。営業さんもけっこう大変だから。そんなに文句があるのであれば、デザイナーがクライアントと直接話を聞いてみるというのも良いかもしれない。

システム側としても、工期が長い案件になると、当初の仕様書とは全く違ったものを作っているような気持ちになることがある。これは、おかしいと思っても営業さんがクライアントから聞いてきた内容だからということで進めてしまうこともある。けっこうシステムというのは工期が長くなると当初の思惑とは全く違うものを目指していることがあるので、かなり厄介。というよりも、そういった状態になってしまったことが既に大きな問題だったりするわけで。

でも、デザイナーも営業もシステム側もお互いの仕事を理解していないから、愚痴やらが出るんだと思う。

誰もが大変なんですよ。

一番、大変なのは営業さんだと思う。仕事をとってきているのに、文句言われたりなんかするんだからさ。文句言うんだったらやるなよと言いたくなる。直接的に売上に貢献しているんだから。仕事があるから、案件があるから、デザイナーという職種が必要になるわけであって、システムのお仕事があるからシステム屋さんが必要になるわけであって、仕事がなかったら用無しなわけですよ。

仕事って自然とやってくるものじゃないから。

会社という組織の中にいれば、会社として仕事を受けて、従業員が仕事をこなすということになるのだろうと思う。そのなかに自分がやりたくない仕事などもあるはず。でも、やりたくなかったら会社を辞めるしかないかもしれない。

フリーでやっていると大変ですよ。

嫌な仕事もやらなきゃいけないこともあるけど、断ることもできるから。でも、断るとお仕事が入ってこなくなるというリスクもあったりするので、その辺りは自分の采配で決める。

もう少し、お互いの仕事内容を理解して、立場を把握して、協力し合えば今以上に良い仕事が出来ると思う。たった1人でできることなんて限られているから。だから、会社という組織で人を集めて、ベクトルを揃えて仕事をしているのだと思うから。

技術力、デザイン力も大切だけど、こういった相手を思いやる気持ちというか、相手のことを理解してあげる気持ちの方が、はるかに重要だと思うんだ。