週末社内の仮面ライダー

私がいつも仕事が遅くなるの判ってるから

いろいろと手伝ってくれる同じ会社の同じ部署の女性スタッフ

いつも、愚痴を聞いてあげいたりもするのだけど

この部署で一番最初に来て
一番最後に帰る 私

仕事が遅くなるということが分かると会社でラーメンとか食べちゃう。それが、既におっさんかもしれない。おっさんだから構わないけど。

ラーメンを食べ終わってカップとか自分で洗いに行くのだけど、自分で洗っていたら女性スタッフが来た。今日も遅くなるんですか?って聞かれた。

遅くなるよと答えたら、私手伝います。

ありがちなパターン。

その、女性スタッフと仲の良い隣部署の女性スタッフもお仕事を手伝ってくれるということで、3人でガリガリと仕事を消化していた。

不思議な空間。

隣部署の女性は私の管轄じゃないので、本当はまずいかもしれないけど、来週の月曜日の朝に私の印鑑で残業申請すれば誰も何も言わないだろうなという甘えも後押しをしていたりなんかした。

でも気遣ってくれるという、その気持ちというか心が嬉しい。お世辞とかじゃなく普通に嬉しい。うちの部署にもこういった女性スタッフが居てくれたんだと実感した。定時が来たらタイムカードを押して、自分の仲間がまだ仕事中だろうと、悩んでいようとも自分だけは、さっさと家路に向かうという連中との人間としての質の差を垣間見たような気がした。

けっこう美人だし、彼氏居ないのかなとか、週末だから飲み会とかさ行かないのかなとか思うのだけど。飲み会は行くけど、彼氏は居ないとか。きっと彼氏を探そうと飲み会に行っているけど、逆に彼氏が出来ないのかもとか自分で言って、自分で笑ってるし。

いつも、こんなに大変な仕事をしてたんですか?とか言いながら、こんなの私には出来ないとか言いながら、一生懸命手伝ってくれるその姿勢は人としての勇気を感じた気がした。

仕事なんてものは、やりたくないに決まってる。

そのまま、ほっておいて何とかなるのなら良いけど、誰かがやらないと仕事は進まないし、終わらないし、会社の信頼にも影響をするだろうし、責任というものがあって、その責任というやつが駆り立てているだけなのかもしれないけど。誰かがやななければいけない。誰がやるのかを決めるのが会社というか私の役目だったりとかするのだけどね。

私がやらねば誰がやる。

誰かがやらねば。

彼女たちがやらねば誰がやる。

というのは、やるか やらない の判断、決断、あと勇気だけであって能力とかは必要なくて、どれだけ自分の手を汚せるかということだと思う。

なんかヒーローものの漫画とか仮面ライダーみたいな気持ちになってきた。こういったことが正義だというのは、分かっているけど、正義を貫くことは勇気が要るし、強さも要る。だって仮面ライダーは悪いやつらと戦わなければいけないから、敵が居るわけだし。誰かがやらなきゃいけないし、誰かが悪いやつらをやっつけないと良い世の中にならないから、仮面ライダーが正義の代表として戦ってくれいるのか。子供の頃に見た、仮面ライダーというのは、そーゆー意味があったのかと、今更ながら実感してしまった。

満員電車のなかで、ご老人に席を譲る勇気とか、ちょっと注意してあげる勇気とか、道を聞かれたら親切に教えてあげる気持ちとか、他人にアドバイスをする気持ちとか、そういったちょっとした勇気が必要なだけであって、仕事をこなすことも似たような勇気がある。

それをかって出る勇気みたいなものかな。

嫌なことを進んでるやるという勇気。

そういった勇気 勇ましい気持ちが少なくなりつつある時代だからね。自分から買って出るというのは、必ずどこかで報われるはず・・・だと思う。

飲み会とか、コンパがあったけどキャンになったから、仕事しようとか思ったとかそういったつもりじゃないのかなと思ったけど。彼女たちは違うと。本当に仕事が遅くなりそうだったから、手伝おうと昼過ぎから思っていただけですと二人とも言っているけど、実は月初だから仕事がゆるやかだったら、ご飯に行きませんかと誘うつもりだったけど、こんな状態だから・・・。

そーゆーことか

たしかに昼過ぎくらいから、そわそわしてたかも

もっと早く言ってくれれば良いのに

仕事中にそんなことばっかり言ってられないか

ご飯行くために手伝ってくれるというのも、なんとも私としては、彼女たちを待たせているというなんとも言えない劣等感というか焦燥感にかられてしまう。消耗するエネルギーと消費する時間のバランス感覚が崩れちゃうな。

結局は夜10時くらいに仕事は終われたけど。

その後にイタリアン行って、行きつけのワインバー行って、仕事の話、趣味の話、くだらない話、そして恋の話。社内恋愛はいかんね。

そしてバイバイしてきた。

途中、彼女からLINEが入ってくるし、なんだかな。

お腹痛くなりそうだった。