武士道とは死ぬことと見つけたり

武士道とは死ぬことと見つけたり

葉隠覚書には、武士道とは何たるかが書かれた本。

武士道とは死ぬことと見つけたり・・・武士道とは死ぬことと思われそうですが、実は違います。

武士道とは死ぬことと見つけたりの意味を勘違いして特攻させたということが書かれている本も読んだことがあります。武士道とは死ぬことと見つけたりの本当の意味は、日本から海外に伝わり、悲しいかな海外から逆輸入で日本に入ってきます。

武士道とは死ぬことと見つけたり の 意味というか考え方としては、自分の生き方を 生 からではなく 死 から考えるということを説いています。私は70才くらいまで生きられるかな~と生から考えるのではなく、死から考えるということ。

もし、今日 死ぬのであれば髪の毛を整えておこうとか綺麗な着物を着て、下着も新しいのにしておこうとか、昔の武士、侍はいつも小奇麗にしていた意味がそこにあります。そんなことは基本的なこと。

もし、明日 死ぬのであれば今日一日 自分が精一杯何ができるのか? こういった行いをしよう、美しいことをしよう、人のためになることをしよう、皆のためになることをしよう・・・というように、死を見つめて生きることを説いており、死があるからこそ限られた時間を精一杯生きる、そして人として美しく生きる 悔いのない生き方をする、その道を見つけろということを説いています。

戦国時代が終わり、戦争の無い世の中になると武士は役人のような仕事が増えます。本当の意味で命をかけることが少なくなってしまったので、武士道とは死ぬことと見つけたり・・・その心構え、心組が書かれた本です。

現代のビジネスマンにも通用するようなことが書かれています。あくびの我慢の仕方とか、挨拶の仕方とか、相手との交渉の仕方、深酒をするなとか、そういったことも書かれています。300年も前から深酒注意・・・現代ではもっと注意しなければいけないのかもしれません。

300年前の知恵は侮れません。

スティーブ・ジョブズ氏も鏡に映る自分の顔をみて、今日何が出来るか、明日死んだとしても悔いの無い日を過ごせるか、素晴らしい仕事ができるかを自分に問いていた。これこそ自分の生き方を死から見つめていたと言える。武士道とは死ぬことと見つけたり・・・スティーブ・ジョブズ氏もその言葉の意味を知っていたのかもしれない。

こんなスティーブ・ジョブズ氏のエピソードなんて誰でも知っているから、スティーブ・ジョブズ氏の側近、会社のスタッフにはもっとそのような考え方が浸透しているだろうと想像がつく。それは、武士道を生んだ日本という国の日本の企業よりも武士道が浸透しているのかもしれない。

死を見つめて生きる 死から今生きていることを考えることなんて難しいし。でも、そんな生き方ができれば本当に美しい。美しいから皆が集まるだろうし、人にも好かれると思う。

どうにも腐りつつある日本現代の社会だからこそ、人としての本当の美しい生き方が求められている時代になってきたと思う。

腐った社会の中で美しく咲く華のように。華を咲かせるために呼吸して光合成をしている葉。

その葉の裏側で 隠れるように 誰にも知られずに謙虚に

美しさの裏側
華やかさの裏側

葉隠

これ、武士道なり

PS~
書籍の紹介

葉隠 上 (教育社新書 原本現代訳 113) 新書 1980/7
山本 常朝 (著), 松永 義弘 (翻訳)

新書: 314ページ
出版社: ニュートンプレス; 新装版 (1980/07)
ISBN-10: 4315401382
ISBN-13: 978-4315401387
発売日: 1980/07
商品パッケージの寸法: 17 x 10.6 x 1.8 cm

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肥前国佐賀鍋島藩藩士の葉隠覚書の方です。武士道にまつわる書籍はたくさんあります。