会社で今日やろうと思った仕事じゃない仕事をしているとき

会社という組織に属していたときに、よく感じたこと・・・それは、今日やろうと思った仕事とは全く違う仕事をしているんですけど・・・と相談をしてくる後輩スタッフが居た。

日々、仕事をこなしていくなかで、今日1日で完了する仕事もあるけど、数日に渡って携わらなければいけない仕事もあったりする。よし、今日は昨日の引き続きで、あの案件の内容を固めていこうと自分なりに予定を組み立てて、時間配分を考えながら、自分で自分をマネジメントしながら進めていくんだけど。

後輩のスタッフ君も自分の予定があり、自分のペースがあり、日々仕事をしなければいけないから会社へ出向くわけです。仕事がなかった会社には行かないと思うし、仕事が無かったら会社として成り立たないから。

会社へ出向いて、朝礼、ミーティングなどを済ませて、自分の仕事に取り掛かろうとするのだが、上司から突発的にこの案件をまとめておいて欲しいとか、資料を作っておいて欲しいとか、クライアントに連絡を入れておいて欲しいといった、どうにもならないことを頼まれることが多かった。

上司からの依頼なので断ることができなかったみたい。そして、自分の仕事よりも上司から依頼された仕事を優先してしまうこともあり、自分の仕事が遅延してしまう。そうなると、自分の仕事のスケジュールが狂ってしまう。依頼された仕事を断ることも出来ずに、出勤してから手がけようと思っていた仕事が全く違う仕事をしているという状態に。

これって、明らかに日本のホワイトカラーの典型的なダメなパターンだと思うんですよね。

デスクワーク、オフィス内での仕事というのは、1時間で品物を何個生産ができるとか、そういったお仕事じゃないですからね。デスクワーク、オフィス内での仕事というのは、知的生産であり、知的成果物を生み出すための仕事をしています。

でも、まだまだ知的生産のことを知らない人は多いんじゃないかなと思う。言葉を知っていたとしても、どのような意味合いを持つのかを判っていないのかもしれない。

誰にも与えられた仕事があり、自分で開拓した仕事もあるだろうし、自発的に活動しようとするスタッフも居る。そういった頑張るスタッフのモチベーションを削いでしまう理由が、自分の仕事が思い通りにならなくなってしまうということだと思う。ましてや、それが上司や先輩から与えられた突発的な仕事で自分の仕事のスケジュールが狂ってしまうのであれば、上司や先輩は自分が手がけている仕事の内容を理解しているのだろうか?と不信感を抱いてしまうだろうと思う。

何のための朝礼か、何のためのミーティングなのか、本当に仕事を効率よく進めようという気持ちがあるのであれば、全体を見渡して、全ての仕事が滞りなく進められるようにしなければいけないと思う。

自分の仕事が上司や先輩から与えられた仕事をこなすために、遅延をしてしまい、後から何で自分の仕事が出来ていないんだ?なんて言われたら、そのスタッフは孤立してしまうだろう。そういった細かな配慮をしてあげないと仕事は進まないし、効率の良さなんて追求は出来ない。

誰もが会社に出勤をすれば仕事はあるはず。言葉の通り、出向いて勤めること。出向いて勤めることが出来ないと感じてしまうような体勢では会社として恥ずかしいことだと思う。

仕事を頼もうと思った、そのスタッフの手元にはどのような仕事があり、どれほどの時間を要するのかを確認しなければいけない。だが、なかなかそんなことが出来ているような企業は見た事が無いし、聞いたことが無い。仕事の量、必要となる時間を計算しながら、新たな仕事を依頼しなければ、